ごちゃごちゃと飾り立てたブログから「伝わってこない」もの。
先日、とても興味深い記事がtwitterにて流れてきました。
簡単に要約すると:
「人の話を理解できない」と引き継いだ生徒に
必要最低限のシンプルな情報のみを与えたところ
飛躍的に学習能力が向上した、というエピソード。
今まで「余計な情報(色さえも)」で混乱していたのだ。
情報が多過ぎて処理しきれずに混乱する。というのは発達障害でよく示される特徴です。おそらくこの先生もそれを踏まえて対策をされたのだと思いますが・・・
学校という教育現場にかぎらず、ネットでも同じことが言えるのではないか?
ふと思ったので記しておきます。
あれもこれもと盛り込むと、結局何も伝わらない。
「ブログの書きかた」系の文章でも、よく言われますね。
1つの記事につきテーマは1つに絞って伝えなさいと。
これもまた、「必要な情報とそれ以外の余計な情報とを切り分ける」有益性を示しています。
もちろん個人のブログにルールなんてありません。
しかし何かしら目的を据えるのであれば、ルールに従う方が上手くいくこともある。
この場合の目的は、教育現場と同じ「相手に伝えること」。
相手に伝えたい「なにか」があるなら、「なにか」以外の情報はなるべく遮断した方が自分にも相手にも優しいということです。
自分に優しい)伝える目的を達成できる
相手に優しい)伝えられたことが分かりやすい
記事内容に限らず、ブログデザインも同様に。
見た目が賑やかなブログって、どうも苦手だったんです。
私は文字を追うのが大好きで。ブロガーさんの思いを汲みたくってしきりに記事を読もうとするけれど、なかなか頭に入ってこない…日本語で書かれているのになぜ。
インターネット上で度々感じていた、長年の謎。
原因は、文字以外の余計な情報でした。
やたらと色が多かったり、文字がしきりに大きくなったり小さくなったり、本文以外のデザインの主張が強すぎたり。
そういうの全部、文字を追いたい読み手にとっては「余計な情報」だったんですね(^ω^;)
▼ちょうど昨日、デザイン比較を記事にしましたが・・・
文字(内容)をメインに捉えるなら、アメブロによくあるデザインは「余計な情報」が過多気味です。
「見せたい」のか「伝えたい」のか?
ブログを開設する、という行動をとる以上、必ず目的はあるはずです。
ブログのデザインを好きに設定して、言葉を綴っていくうえで。
「文字すらもデザインのうち。とにかく派手に見せたい!」
「文字に込めた内容がメイン。とにかく想いを伝えたい!」
どちらのスタンスをとるかで、効果的なデザインは大きく違ってきそうです。
私は後者スタンスなので、今後もシンプルさを心がけていきます( ´ ▽ ` )ノ
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