「自分の言葉」で記事を書く、ということ。
インターネット環境と接続機器があれば、誰でもブログを書ける時代になりました。
「誰でも書ける」からこそ、私は私として「私にしか書けない」ことを残していきたい。
文章作成にはちょっとしたこだわりがあるので、今日はそちらを紹介します。
「自分の言葉」で記事を書く
私が気をつけている最大のポイントはここです。
「自分が書いたものであれば、全部自分の言葉じゃないの?」
→ 私の場合、自分が書く文章において「自分の言葉」「誰かの言葉」は明確に区別するようにしています。
具体的にいうと、以下の通りです。
好きな人から学んだことは「その人から出てきたもの」「それを受けて私のなかで生まれたもの(考えとか経験)」を明確に分けて、前者は出典をのせて、後者は自分の文章に使う。というのをしないとどうも気持ち悪くって⊂((・x・))⊃ そんなわけで、まとめたやつは栄養にしてから出すことにする。
— 海月なおこ (@umtk_nao) 2017年3月7日
※ まとめたやつ〜のくだりは今回関係なしです。
言葉を先に発した人がいれば、まずそちらを紹介する
たとえばAさんが「納豆は身体にいいよ!」と教えてくれたとして。
それを文章に残すのであれば、
「納豆は身体にいいから、毎日食べています」・・・ではなく
「Aさんいわく、納豆は身体にいいそうです。それを知って以来、私は毎日食べています」・・・と書く。
ちょっとした違いですが、前者の表現にあまり発展性はありません。
後者の表現だとAさんの紹介にもなるし、それを受けた自分の解釈や行動についても触れることができます。
研究論文には欠かせない情報
大学の卒論など、これまで論文を書いたことがある人は痛いほどご存知でしょうが、「引用文献」って持論を展開するうえで決して欠かすことのできない情報です。
いつ誰が出したどの雑誌の何というタイトルの論文で、どこに書かれていたか。
「どの文献からの引用?」「根拠となるデータは?」「そう考えた材料は何?」
教授とのやりとりで一番時間を使ったのが、私の場合は「自分の言葉」と「誰かの言葉」との切り分け作業でした。
もちろんブログは論文じゃない、けれど。
大学を卒業した今、論文執筆で求められた厳格なルールに従う理由はまずありません。
ありませんが、研究生活を経ていつの間にか自分の基本的な習慣となっていたので、ブログにもゆるりと適用しています。
ゆるりと、というのは、引用元を人名や書籍名に留めておくくらいに。何年発行とか何頁何行とか詳しい部分は、すぐに分かるときだけ載せています( ´ ▽ ` )ノ
ちょっとした手間ですが、そのひと手間に文章を書く側としての愛情と誇りが込もっていることは確かです。
あとはそれなりに「ちゃんと」しているほうが、「ちゃんと」した人に読まれやすいかな、という意図はあります( ´ ▽ ` )ノ
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